憧れの人
学校卒業する直前の時期、同じサッカー部の友達の家に遊びに行った。
他にも何人かいて、いつものメンバー仲間だったので、
いつもの感じでゲームしたり、酒飲んだり、おしゃべりしたり。
その時、友達のケータイにLINEの通知が着て、友達が「今からゴウも来るって」と言った。
ゴウはその友達のクラスメイトだったやつで、野球部。
俺はゴウと遊んだことはなかったけど、彼のことは知っていた。むしろ、ずっと気になっていた。
ゴウは野球部のレギュラーで、学校でも噂のかっこいい奴だった。
俺はひそかに彼に憧れ、思いを寄せていた。
同じ体育会系だし、狭いグランドを野球部とサッカー部で分け合って練習していたから、互いに顔は知っていたし、言葉を交わしたこともあるけど、同じグループで遊んだことはなかった。
卒業間際になってようやく、遠くから憧れていたゴウと一緒に遊べるというだけで、俺はわずかに興奮した。
やがて、ゴウがきた。ゴウは友達の家のすぐ近くに住んでいたので、服装はスウェットの上下。
お互いにまったく知らないわけではないから、自然に酒を飲みながら、思い出話やバカ話をした。
そうこうするうちに、夜12時を過ぎ、酔いもまわりはじめ、友達は「きょうはみんな泊まっていけよ」といい、部屋に布団を敷き出した。
布団が運ばれ、6畳足らずの部屋に、5枚の布団が敷かれた。
「適当に寝て」と友達が言い、俺の寝る場所は1番壁際になり、その隣はゴウだった。
それぞれ、布団に入り、1人、1人と眠りに落ちた。
だが、俺はそうもいかなかった。
俺の隣に寝ているのはゴウだ。3年間、遠くから見続けたイケメン、ゴウが隣で寝ている。
興奮して寝付けなかった。寝返りをうって、体をゴウの方に向ける。
ゴウは俺と反対方向に体を向けて、寝息を立てている。
どうしようかと思いながら、そっとゴウの体に手を伸ばした。
大きな背中があった。
そっと手をおろすと、そこにはいつもユニフォームの上から見ていた大きなケツがあった。
背は高い方ではないが、ガッチリとした体型のゴウのケツは大きくてやわらかだった。
けっして力を入れず、なでるように触っているとゴウが寝返りを打ち、仰向けになった。
こんなに間近で寝顔を見られるなんて。横顔でも、男らしい眉毛とはっきした鼻筋が美しい。
ゴウの布団ははだけたまま、静かに寝息を立てている。
我慢できなかった。 俺は、ゴウの股間に手を伸ばした。
慎重にスウェットをおろし、ゴウのパンツが見えた。
そのまま、パンツをずり下げた。
かすかな明かりに照らされて、ゴウのチンコが浮かび上がる。
初めて見るゴウのチンコは、小さな包茎チンコだった。
あれほどかっこいい男が包茎だったことに驚きながら、そのチンコを触る。
その頃になると、俺は自分の欲望をセーブできず、ゴウのチンコをもみしだいていた。
温かな感触が手に広がり、俺の股間からはこれまでない位に我慢汁が溢れていた。
ゴウは相変わらず寝息を立て、静かに寝ていたが、股間は目覚め始め、もみしだくたびに大きくなった。余った皮から少しずつ亀頭が顔を出す。
そのとき、ゴウが再び、寝返りを打った。
あわてて手を抜き、目を閉じ、俺は寝たふりをした。
が、ゴウのスウェットは脱げたまま。
「やばい!」と思ったが、間に合わない、だめだと思った。
しかし、ゴウは相変わらず目を閉じたまま、熟睡しているようだ。
俺は再び、ゴウのトランクスの中に手を入れた。
ゴウのチンコは依然としてびんびんだった。
ほかの2人はいびきをかいて爆睡している。
俺はもはや狂っていた。欲望のまま、ゴウのチンコを口に含んだ。
勃起しても、ゴウのチンコは12センチたらず、思いっきり口に含んだ。
ゴウやほかの2人が起きないように気を使いながら、俺はゴウのチンコを味わった。
自分の脈がどんどん早まって行くのがわかる。
その時、ゴウの手が動いた。
俺はバレた!と思い、心臓がとまりそうになった。
ゴウのチンコをしゃぶったままの動けずにいた俺の頭に、ゴウの手が添えられた。
そしてゴウの手は、俺の喉に、自分のチンコを押し込むように、俺の頭を押した!
「続けろ」ってことか? 錯乱状態の俺は、もうどうにでもなれと、フェラを再開した。
ゴウは目を閉じたままだが、きっと起きてる。
俺はしゃぶりながら、手でゴウのシャツの中に手を入れた。
わき腹、胸、と手をのぼらせると、ゴウは小さく「うっ」と声をもらし反応した。
ゴウが感じている。俺の刺激を我慢しているゴウが可愛らしくて、俺の行動はエスカレートした。
今度は手でしごきながら、ゴウの首筋をなめた。
舌でゴウの耳たぶを刺激すると「あぁぁ」とゴウの低い声が漏れる。そして、俺はゴウの唇にキスをした。
ゴウの可愛いチンコから、先走りが出てきた。ゴウの精子…!
それを広げてネチャネチャと亀頭を刺激し、一方で俺は舌をゴウの唇の中にねじ込んでいく。
ゴウはまた俺の頭の後ろに手をまわし、舌を絡めてきた。「んふっ、はぁ、、んっ、、、!」
ゴウのエロい声が漏れて、周りに聞こえてないか一瞬頭をよぎったが、俺は獣のようにゴウを吸いつくした。
「い、いく、、、、!」 ゴウが果てるのを見届けた。初めて見る自分以外の射精。精液。
俺のより、トロトロして、色が濃い気がした。俺はそれを、他の二人にばれないようにティッシュでふき取った。
ゴウは結局、一度も目を開けなかった。ゴウにパンツとスウェットを履かせ、ゴウの真横に張り付いて眠った。
緊張の糸が切れた俺は、すぐに深い眠りに落ちたが、意識が遠のく中で、ゴウが俺を肩を抱いてくれたような気がした。
翌朝、何事もなかったかのようにそれぞれ起き、「またな」と言ってそれぞれ家に帰った。
本当に俺は、あのゴウのチンコをしゃぶり、イカせて、キスまでしたんだろうか? 全部、妄想が夢にあらわれただけか?と思った。
しかし、家に帰って、あれはやはり現実だったと気づいた。ゴウの精液を拭いた男臭いティッシュが、俺の鞄から出てきたのだった。