Twitterで仲良くなったDK②
初めてのhiroからのダイレクトメッセージでした。
「tokiさん、〇〇の復活ライブ、よかったら一緒に行きませんか?」
「えっ、俺でいいんですか!? 行けたら超嬉しい!」
「周りに〇〇好きな人いないし…。ガチファンのtokiさんと行った方が楽しそうだなと思って!^^」
hiroが、顔も素性も知らない俺を選んでくれたことに感激でした!
何気にゲイアプリ以外でリアルするのは初めてで俺も緊張しました。
復活ライブまでは約2カ月ありました。
hiroに興味があった俺は、意を決してhiroを誘ってみました。
「初対面でぎこちないとライブ楽しめないかもしれないし、その前にカラオケでも一緒にいかない?(笑)」
「あ、いいですね!」
案外、二つ返事で誘いに乗ってくれました。
こうして10歳近く年の離れたノンケDKと遊ぶことになりました。
2週間後の土曜日、池袋駅で待ち合わせ。
そこにいたのは、想像以上にカッコ可愛い少年でした。
デビュー当時の二宮くんと錦戸くんを足して割った感じで、顔立ちや体格は成長段階の少年らしさがありました。
白いパーカーと黒いジャージが田舎のヤンチャ少年感も醸し出してました。
「せっかくだし語ろうよ」と、まずはカフェに誘いました。
改めて正面に座るイケメン少年をまじまじと見てると、こんなあどけない少年と2人でいるというだけで背徳感を感じました(笑)
実物のhiroはロック少年らしく、少しツンツンした雰囲気で(それとも緊張しているのかな?)やや素っ気ない感じ。
それでも美味しそうにパフェを食べている姿が子どもっぽくて愛らしく、俺はドキドキしてきました。
初めは緊張気味でしたが、好きなロックやバンドの話をしていると、表情が柔らかくなってくるhiro。
こういう話ができる仲間に飢えていたのでしょう。
結局その日は、カラオケも行かず、ひたすら二人で音楽トークで盛り上がり、LINE交換して別れました。
俺はhiroの事が好きになっていました。
相手は10歳近く年下で、イケメンのノンケ君。
いい年して恥ずかしいですが、それでもhiroの事が気になってしまう自分がいました。
復活ライブまでに、今度こそカラオケ行こうよ、という口実で再びhiroをデートに誘いました。
③につづく