爽やかイケメン同級生と
本当にあった話かどうかは想像にお任せします。
高校2年生になった。
クラス替えがあり、名前順で並んだ始業式の日。
クラス名簿を見て僕と前の席になったのは、ケンゴだと分かった。
ケンゴのことは中学時代から何となく知っていたが、一緒のクラスになるのは始めて。
正直言って、一緒のクラスになったことに、「神様ありがとう」と言う気持ちだった。
僕は、皆さんとは違う趣味を持っていて、ガリガリ細身な男の子に興味を持ってしまう方で(もちろんガッチリ系もその人次第なのだが(笑))、その中でもふくらはぎフェチなのだ。
男(漢)なのに“細くて”“形の良い”ふくらはぎの人を見ると、胸キュンしてしまうんです。
中学時代から何となく見ていたケンゴは、どんどん背が高くなって行き、僕の好みな感じの爽やかイケメン。でも制服を着た彼は身体が超薄くて細い上半身、体操服の時の半ズボン姿で見せる脚の細さは、これまで見てきた人間の中で過去1の細いふくらはぎで、僕から見たら超美脚。他の人からは「細すぎ!」とか馬鹿にされてた。
だからなのか、高校に入ってから体育の時にジャージ履いてやる許可を貰ったのか、一人だけジャージ履いてやってるのを見て、僕はガッカリしていた。あの細い美脚が見れないなんて、他の奴ら、何言ってくれたんだ! バカだろ!って思ってた。
そんな、僕が密かに見ていたケンゴが、前の席になった事が分かった。興味ないわけがない。
僕が教室に入って数分後、ケンゴが入って来た。席名簿を見て、僕の前に足の長い彼がやって来た。
ケンゴ「おはよう! オレ◯◯ケンゴ、よろしくね」
僕「おはよう! 僕は◯◯イチロウ、よろしく〜」
と、あいさつを交わし、席に付いたケンゴ。
ブレザー着ているのに、細い肩幅でシュッとしている。
身長の割に座高は普通なのか、意外と黒板が見えて良かった。余裕で180cmは超えてる身長のケンゴ。僕は170cm57kgとどこにでもいる普通なヤツだ。
せめて、嫌われないようにしようと思っていた。
新学期が始まって数日。
ケンゴは、何故か僕とべったりしゃべる仲になった。
始業式で、席順が当分名簿順のまま行くことになり、休憩時間になると身体をくるっと一回転させてくるケンゴとしゃべる。食事時間も一緒、帰りも途中まで一緒に帰る。
そんな流れで、僕は一生分の幸運を使っているんだなと思いながら生活していた。
僕達が話している所に、女子が割り込んできそうになるのに、ケンゴは無視してるし、イケメンの自覚があるのか無いのか、ウチのクラスでは注目されてるように僕は感じるケンゴだが、高2になってからの生活は僕との関係だけのような感じがする。
そんな中で、ケンゴは趣味が腹筋であることが分かった。
帰り道で、そんな会話の中で腹を見せてくれた。力を入れたらバッキバキに浮かぶ腹筋のコブを見て、僕は正直◯起してしまった。
正直、両手で掴めそうなくらいめちゃくちゃ細い腰だけど、エロい雰囲気があって僕は興奮した。
僕「ちょっと叩いても大丈夫?」
ケンゴ「全然OK!」
平手で叩いて、「ペチンッ」と言い音がした。
ケンゴ「全然大丈夫(笑)」
僕「じゃあ、本気で行っても良い?」
ケンゴ「本気で? うーん良いよ(笑)」
ケンゴはヘラヘラ笑いながらも、腹筋に力を入れた。
僕はグルグル腕を回して、というか、ちょっと気を回してグルグル腕を回しまくった。
グルグルグルグル……
ケンゴは、力を入れた腹筋のままの体勢を止めて、「おいおい、グルグル君早くしてよ〜……」
と言って来始めた、その時、僕はケンゴの腹を殴った。
ケンゴ「……早くしてよ〜……ぐぶッ!」
ケンゴがしゃべり、はじめた時に殴った僕の握りしめた手がケンゴの腹に埋まった。

力を入れた時の盛り上がった腹筋ではない、薄い腹のど真ん中に上手くドムッって感触で入った僕の拳。
スローモーションのように、ケンゴの顔がオゥッって感じに口がなって腹を両手でおさえた。膝から崩れ落ちてしまい、咳き込んでいる。
僕は心配になって、「大丈夫か?」
って、やった本人が何言ってんだって感じだけど言った。
ケンゴ「けほっ……めっちゃ効いたし……」
僕は、ケンゴの細い肩を持って、「いやー腹筋カチカチだから大丈夫だと思ったら効いちゃった(笑)ごめん」
ケンゴ「ごほっ……」
咳をしたケンゴがアスファルトの道路に仰向けになった。
ケンゴ「もーダメ!ムリ!イチロウにやられた。今日はおれんちまで送って行って!」
僕「えー!」
ケンゴ「ムリムリ。送ってくれよー。オレ負けたんだから動けない〜っ!」
なんか可愛い感じで言ってるし。
僕「わかったわかった。送っていけばいいんでしょ!」
ケンゴ「それで良いの」
と、ケンゴはゆるっと立ち上がって、僕に近寄ってきて、
ケンゴ「よっ!」
と、僕の後ろから負ぶさってきた!
僕「なんだよー」
ケンゴ「腹めっちゃ効いててあーるーけーなーいー!」
僕「家までおんぶー?」
ケンゴ「そのくらいしてくれていいんでしょ!」
おんぶしたケンゴが見た目の高身長と比べて、正直めっちゃ軽い。ケンゴはカバン背負ってるのに。
歩いても影響無いので、歩きながら会話。
僕「ケンゴ、身長何センチだっけ?」
ケンゴ「伸びてるかも知れないけど、185cmはあるかなー」
僕「じゃあ体重は?」
ケンゴ「……ないしょ」
僕「えー、ないしょはないっしょ(←スミマセン)教えないと下ろすよ」
ケンゴ「えー……」
僕「僕とケンゴだけしか知らないんだから」
ケンゴ「じゃあ言っちゃおうかなオレの秘密」
僕「そんな秘密なのかよ!(笑)」
ケンゴ「絶対ないしょだからな! 185cmで体重は……45キロ!」
僕「マジ? やっぱり。めっちゃ軽いもん」
ケンゴ「腹筋最強のオレ様でも、弱点はあるんだ」
僕「最強の腹筋、壊してしまったし」
ケンゴ「マジやられた〜」
そんな会話しながら、僕は、ケンゴをおんぶしながら手は彼の膝裏を支えている。
イケノン ~ゲイ体験談~


















