硬派な先輩への興味が抑えられず…
俺が大学1年の時の話だ。高校時代は勉強中心だったので、大学に入ったら何かスポーツを始めたいと考えていた。あれこれ考えた挙句、ウエイトトレーニング部へ入部することにした。メジャーなスポーツは経験者とのハンディが大きすぎるし 今の細い身体を何とか改造したかったこともあって。そして実は、体型からのコンプレックスの裏返しで体格のいい人への憧れもあった。そんな下心も抱きながら入ったウエイトトレーニング部が俺の性春の舞台となる。
部活の練習は週2~3回。練習はやはり厳しく、1~3年が組み合わさるようにチームが組まれる。3年がその日のメニューをセットしたり、正しい練習方法を指導する。晴れの日は屋外で、雨の日は体育館でびっしり。確かに適当な所で妥協していればいつまで経っても筋肉がつかないことはわかるが、容赦ないトレーニングに、練習の翌日はいつも体はガクガクだった。
3回生ともなると筋肉もりもりの先輩がおり、俺の憧れの体型の人も2~3人いた。その中でも一番きれいな身体をしていたのが竹内先輩。しかし1回生の間では、練習ペアになると一番気が重い相手だ。とにかくストイックで練習一筋。冗談も言わなければ、下ネタもなし。
ペアになると気が重いのは確かだが、竹内先輩へのみんなの信頼は厚かった。目標がはっきりしていて、それに向かって自身を律し、その背中で後輩を引っ張っていく人間力。堅物に見えるが、一匹狼という訳では無い。たまに掛けてくれる言葉に優しさを感じる。天性の兄貴肌かもしれない。部活の中でもエース的存在であり、俺の一番憧れの人でもあった。
秋になると合宿が始まった。初めての合宿。それは、旅行気分のわいわいした合宿とは対極の、ただただ過酷なものだった。一通りのメニューを終えて夕方に旅館に着く頃には、ばたっと畳の上に仰向けに倒れるのがやっとだ。1年は先輩のかばんを運んだりで、常に気が休まる暇はない。
そして着いたらすぐに汗を流しに風呂に入る。ここでやっと俺の中の唯一の楽しい時間がやってくる。みんな脱衣所で脱ぎ出すムチムチのはだか、はだか。思いっきり自然に振舞いながら、思いっきり俺の目がシャッターをきる。
中に入ると4畳半くらいの広さでほとんど俺たち15人で貸切状態。多分他の人が混ざって入浴していたら筋肉マンだらけで違和感を覚えると思う風景。
先輩達の裸をじっくり観察できる機会はこの時が初めてだった。先輩達が先に洗うので、俺は湯船から皆の後姿をぼっ~と眺める。中でもやはり視線が止まるのは竹内先輩の後ろ姿。鏡に向かって頭を洗っている。しっかり発達した広背筋。きれいなラインに続き適度に大きくて引き締まったケツ。普段でも日焼けしているところを見たことがなく、やはり白めの身体。毛も薄くて、体操選手の身体のようだった。頭を洗う手が上下する度に広背筋がぴくぴく動く。
しばらくして先輩も洗い終わり湯船に入ってきた。前から見た先輩は腹筋くっきり、あそこも毛がふさふさ。銭湯でしか他人のアレを見たことはないが、硬派な竹内先輩のモノは、しっかり剥けていて標準的なサイズだったと思う。
風呂から上がると、先輩達がトランプで大貧民を始めた。1年は先輩たちの勝負を後ろから観戦していた。俺はさりげなく竹内先輩の後ろ横をしっかりキープした。竹内先輩はカードゲームの駆け引きが苦手らしく、たまに俺がアドバイスしてあげた。先輩も小声で俺に「おまえだったらどうする」など話し掛けてくる。憧れの先輩をすごく身近に感じることができて心がときめいてしまった。
周りを見回すと、筋肉質な先輩たちの浴衣の裾から、ムチムチの太ももがしっかり見える。姿勢が崩れてくると下着までばっちり。男臭さ満開シーンでちょっとくらくら。やっぱりこの部活に入って良かった。
高校まで勉強しかしてこなかった俺が、体育会系に仲間入りできたことを実感した。
そうこうしているうちに時間も遅くなり 2時を回った頃、「明日も朝早いからもうお開き、寝よう」との声が掛かった。
俺達は机を寄せて布団を引き始める。すると一人の先輩が布団の上に座っていた、仲のいい後輩に飛びかかり「やらせろっ」とか「ほらっ、咥えろ」といかにもふざけた様子でじゃれ合っていた。もちろん現実にはそんな風な流れにはならなかった。
竹内先輩が「俺、汗掻いたから風呂入ってから寝るわ」と言い、俺の近くに干してあったタオルを取りに来た。不意に「おまえも行くか」と声を掛けてくれた。さっきトランプで仲良くなれたのかなと嬉しくなって、俺はしっぽを振る様に先輩に着いていった。
先輩の後姿を見ながら風呂へ向かう廊下で「この時間だと他に誰もいないだろうなあ。…ということは2人っきり? やべっ。下半身が反応したらどうしよう」と不安要素がもやもやと現れた。
風呂の戸を開けると中はやはり誰もいない。浴衣なので迅速に裸になり2人共湯船に浸かる。俺は適当な距離を置いて横に座る。絶対に下半身に変化が起きない自信があれば願ってもない状況で「先輩、身体流しましょうか」とか気の利いたことも言えるだろうが、如何せん自信がなかった。
先輩は今日の練習のことや、将来は警察官になりたいような話をしていた。俺は相槌を打ちながら先輩の下半身を盗み見。でも余計な妄想は禁物なのでちらっ、ちらっと。でも一度触ってみたいなあ。先輩の身体の感触ってどんな感じだろう。きっと触り心地がいいんだろうなあ。どんな反応するのかな。堅物の先輩はもう童貞捨てたのかな。と色々思いながら。
俺はいい身体の男に興味はあるが、女も嫌いじゃない。大学に入って他の1年と一緒にソープ体験をし、女もイケるという確証を得ていた。だから世間でいう正常な方向へ進もうと思い、男と一線を超えないように意識して暮らしてきた。でも今こんな近くに、しかも一番興味のある男が裸でいるとなると今更のごとくつらい。
「さあ洗うか」と言って先輩は立ち上がり夕方と同じ椅子に座った。俺も洗おうと湯船を出ようとしたとき、先輩が「ちょっと身体流してくれるかなあ」と言ってきた。正直予期していなかったのでびっくりしたが、体育会系ではこれが普通なんだと思い、先輩の後ろに中腰で座った。そして右手に持ったタオルに石鹸を擦りながら、先輩の背中を至近距離でまじまじと見た。う~ん、やっぱ男のカラダも好きだ。
あぁ、これから俺は初めて男の身体に触れるんだなぁ、と不意に頭をよぎった。ソープで女にいかされた時以上に、大人の階段をあがる感傷みたいなものだった気がする。
浴室には、2人の声だけが響き、何かほのぼのとした雰囲気だった。大学でのキャンパス生活はどうか、彼女はできたか、など俺のことを聞いてくれた。
「先輩は、彼女は?」と俺も聞き返してみた。期待通り、いないとの返事。先輩に憧れはあってもそれ以上ではないので、別に彼女がいてくれても構わないのだが、何か硬派のイメージが強いので、その期待を裏切らなかったとの意味でほっとした。
俺は単に話を盛り上げようとして言ったのだが、さっき部屋で別の先輩が言ってた「やらせろ、くわえろ。」を話題にした。
竹内先輩は笑っていたが、予想に反して、硬派な先輩もそっち系の話に乗ってきた。「おまえらこの前ソープ言ってきたんだろ」「ええ」「どうだった?」「どうって、先輩も行ったことありますよね?」「俺はまだ行ったことないよ」
えっ、まさか嘘でしょと思ったが先輩が興味深く聞いてくるものだから、調子に乗って詳しく説明した。
「部屋の続きに風呂があってそこで洗ってくれるんですけど。真中が凹んだすけべ椅子に座らされるんですよ。それで上半身を洗ってから下半身。それで泡をたっぷり付けた両手でケツや金玉やちんぽを前へ後へと洗ってくれるんですが、これが滅茶苦茶気持ちがいいんですよ。なんかぎんぎんになって恥ずかったですよ。その後マットに寝かされて、泡だらけの身体を密着させて上へ下へと身体で洗ってくれんですが、エロくて気持ちよくて…」
先輩はその後の本番プレーのことも聞いてきたのでぺらぺら。
こういう性的な話は、今まで教えてもらう側が多かったので、ついつい得意げになってぺらぺらしゃべってしまった。
俺は先輩のカラダを洗いながらソープの話をしていたら、そのときのシーンや興奮を思い出して、下半身がむくむくむくと反応してしまった。
なるべく目の前の先輩の身体から気をそらそうとしたが、意識すればするほど逆効果。ついに勃起してしまった。
やばい。こんなところで勃起してしまった、最悪。
そして、先輩の前の方を覗くと、上に置いてるタオルが少し持ち上がってる。あれっ、やべえ。どうしよう。まずい。
俺は恥ずかしさを紛らわそうと「先輩、それ」とタオルの膨らみをからかうように指摘すると、先輩は恥ずかしそうに照れて「おまえがあんまりリアルな話し方するからだろっ」と少し怒り口調。
そして少し振り向き、俺の下半身もチェック。片手で何気なく隠そうとしたが見られた。2人そろって勃起状態。「お前もじゃん」って笑われた。
「先輩でも勃つんですね。」「当たり前だろっ。」
「だってすげぇストイックなイメージだから。」「そんな事ないよ、俺だって男だぞ。」
「でもソープは未体験なんですよね。」「あぁ…」
そう言って、ギュッとタオルを抑える先輩がたまらなくセクシーだった。
その時俺は思った。男とは一線を引こうとずっと考えていたがこんな状況は二度とこない。しかも一番憧れている人が、目の前でタオル1枚で勃起チンコを覆っている。今が唯一先輩ともっと近づけるチャンスだと。欲が理性を越えようとしていた。
「先輩、ここで抜いちゃいませんか?」
「えっ、ここでか?」
「はい、だってもう収まりつかないでしょう?」
「たしかにな…、2人だけの秘密だぞ?」
よっしゃ!まじか。
他人の射精シーンなんか見た事もないのに、憧れの先輩のそれが見れるのか。そう思うと頭にツーンという感じで、さらに俺の息子に熱がこもった。
そして俺は調子に乗って、「石鹸つけて洗ってあげますよ」と言った。丁度ソープの話をしていたのだ、おかしな流れではない。
先輩は「いやいや…」と興味ありげというか半ば任せるわという反応で、嫌がった様子は見られなかった。
一気にやらないとしらけるので、ここは攻めきるしかないと俺は石鹸を手に一杯泡立て、先輩の肩を洗い始め、胸までぬるぬるの手を滑らした。もう怒られたら後で謝ろう。先輩もこんな話恥ずしいと言うか、自慢話にもならないだろうから人に言えないだろうし。
そして胸を軽く撫でながら乳首も中指で軽く触れる。こんなぬるぬるの手で触れられたらさすがに気持ちいいだろうと触っている自分がそう思った。先輩の脇の下へ手を入れてさらに下方向から胸を揉むように撫でる。そして乳首を中心に軽く揉む。感触のいい大胸筋が手のひらに丁度収まる。
先輩は気持ちいいのだろうかと前を見たらやはり勃起している。タオルを持ち上げるそれがさらに上向いている様子。そして「う~ん、う~ん」と声にならない声を発している。もうここまできたら多少の事は五十歩百歩で許されるだろうと思い、左手を先輩の太ももに置き濡れた手でまさぐる。次第に内股のあたりまで。すごく気持ちいい。そして右手もだんだん腹へ。そして、一番触りたかったケツのあたりを左手で撫でてみた。ああ~思った通りすごく触り心地がいい。
そしてその感触を楽しんだ後、ソープでの事を思いだし割れ目の方へ少し手を滑らす。先輩はただうなっている。「はあ~、はあ~」俺は右手で胸から腹をまさぐり、左手でケツから肛門、そして太もものあたりを撫でる。そして右手をタオルの下に指しこみ内股から金玉あたりを撫でる。そして手が勃起した根元に触れる。
なぜか先輩は俺のリードにすごく従順。さっきの話から先輩も俺と同じように性的にはあまり未開発でうぶなのだろうか。右手で玉を揉みしだくとまた「ああっ、ああっ」あの先輩の色っぽい反応に俺も大興奮。
とうとう他人のちんぽにはじめて握った。他人のもこなんに熱くなるんだあ。俺のと一緒でがちがち。
さらに調子に乗り、先輩のそれをより握りやすいように俺も椅子を手前に引き、俺の胸を先輩の背中に密着させた。俺の固い息子も先輩のケツに時々触れる。特にお咎めはない。平気そうだ。
後ろから抱きかかえて股間をぬるぬるの手で撫でまわす。そして扱くがあまり激しくするとすぐにいくと思ったので、あくまで包むように上下させる。
そのうち先輩も固くなった俺のものに気づいたようで 横向きに座りなおし、俺の勃起したものをちらちらと見た。どうしたものかと考えているようだったが そのうち床に落ちた石鹸を拾い、両手で泡を立て次に泡立った右手を俺の太ももの付け根あたりに軽く置く。俺のものに触りたいけど躊躇しているのか、抵抗があってできないのかわからないが 俺も早くそうして欲しいかったので結局俺が先輩の手首を掴み俺のちんぽを握るように誘った。先輩も俺がするように泡一杯の手で包み込んで上下させる。すげっ気持ちいい。
先輩は俺のものを扱きやすいようにさらに身を傾けた。陶酔しているかのように目を閉じたまま「はあっ、はあっ」と俺の喘ぎ声と重なって響く。俺はさらに身を近づけ先輩のちんぽを右手で扱きながら 左手でけつを、そして肛門のあたりをぬるぬると撫でる。先輩は「うっ~、うっ~」と切ない声を漏らす。先輩はケツのあたりが感じやすいのかなあ。それにしてもとても従順。俺はすごく可愛く思った。そしてこの快感が先輩の身体に残るようにと思った。
俺は試しに肛門のあたりを集中的に撫でてみた。うめき声が続く。揉んでいるとさらに柔らかくなり試しに中指を少し曲げ、先を肛門に押しつけるように揉んでみた。「うっ~、うっ~」先輩は理性が飛んでしまっているようで 俺にされることが気持ちいい限りまずNOの気配はなかった。
ケツが感じる人もいると聞いていたので 先輩の身体で試すべく、さらにきつく押すと中指の先が少し入った。「あっ~、あっ~」快感の声に変わりはなかった。そして俺のちんぽを握った手が激しく動き出した。それはもうすぐ行きそうだから自分のちんぽも激しく扱いてくれとの合図に取れた。
先輩が一番行きたいときに出すのが一番と思い、俺も肛門に入れた指先を激しく動かしながら右手で先輩のちんぽを扱いた。先輩は目を閉じたまま天井の方を向き、「ああ、いきそうだ。森沢、いくぞ」
さらに激しく俺のも扱く。そしてほぼ一緒に「おお~」と声を上げお互いの身体や床に精液を何度も飛ばした。しばらく2人の息が戻るのを待って俺は床に何度も湯を流しきれいにした。先輩は放心状態から戻り湯をさっと掛けてもう一度手短に石鹸で身体を洗いそそくさと身体を拭き脱衣所に出た。