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硬派な先輩への興味が抑えられず…②

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俺が遅れて脱衣場に出ると、先輩はもう浴衣の帯を締めているところだった。そのときの顔はすっかり元の素の時の先輩の表情に戻っており何となく俺は言葉が出なかった。先輩は何か言いたそうに俺のほうを見て口を開けかけたが 結局何も言わなかった。そして俺の前を通るときに軽く肩を叩いて出ていった。

俺はまだ茫然としていた。今起きたことが自分でもあまりにすごすぎて心の中で整理がつかない。でも自分の欲望を押さえすぎて後で後悔するよりこの方が良かったんだと思うようにした。そうして徐々に心臓の高鳴りを静めながら部屋への廊下を歩き始めた。

合宿を終え家に着いた俺は普通に家族と夕食を取って布団に入った。

やはり頭の中は目まぐるしくあの時の事が蘇る。俺の中で起きたあまりにも大きい変化。

なんて事をしてしまったんだろう。男とは一線を引くと決めていたのに。空想の中で快感を貪る事までが俺に許された行為のはずだった。
そして本当に一生男の生の身体には触れることはないだろうと自分でも思っていた。
どうするんだこれから先。何とか自分の中で整理をつけて今までやって来たのに。

それなのに頭に残って離れない、憧れの先輩のカラダ。
また触りてえ。
熱いあの感触。快楽に浸ったもう一つの先輩の素顔。
溢れ出た熱い白い液。肌にその感触がまだ残っている。

思い出すと下着に収まっている俺のモノが生地を突き破る勢いでそそり立つ。
今までになく熱い熱い乱暴なまでの勃起。恥ずかしげもなく涙を流しながら俺の体の芯を突き上げる。
そしてさらに、そいつに快感を送り込んでやろうと、俺の妄想は加速する。現実には起こらなかった先輩との激しい行為まで想像する。
先輩が俺の股間に顔を埋めぴちゃぴちゃと音が聞こえ出した所で限界を迎え、先端から欲望が吐き出された。

結局その夜は強烈な快感の記憶を集め3回も激しいオナニーをした。
今まで抑制していた男のカラダへの興味が抑えられなくなっている。自分が何を求めているのかを思い知ってしまった気分だった。

週が変わって最初の練習日。
俺はいつも通りの顔で練習をしようと決めていた。
妙に違った自分を見せるのはおかしいし、先輩も困るだろう。

竹内先輩がやってきた。視野に入ったとき皆お互いに合図し俺達後輩は一斉に「オッス!」と大声で挨拶をする。
先輩も遠くから「オッス」。変わりない厳しい表情。
そこにはどうしても距離を置かざるを得ないエースの貫禄がある。

練習もいつも通りで もう限界と感じたベンチプレスのバーベルを何とか持ち上げた直後、「もう1セットいけるだろう」と有無を言わさない口調で促す。
「はい」と言わざる終えない。でもこれはいつもの事。

俺は何ら変わらない2人の関係に何となくほっとし 着替えた後は例のごとく他の1回生と一緒に学生食堂に寄って小腹を満たし、そして帰宅した。

そんな調子で1ヶ月が過ぎた。

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俺は相変わらず合宿での出来事をおかずに激しく自慰を繰り返した。
寝る前だけならともかく昼に授業を受けている時も 週末のバイト中でも先輩との事が頭から離れない。

そんな日が続き、俺はだんだんいらいらしてきた。俺の頭の中をこんなに占領しておいて一体どういうつもりなのか。
俺がこんなにおかしくなっているのに先輩は全く平気なのか?先輩もあんなに感じていたはずだ。
身体にその記憶がしっかり残っているはずだ。

俺はだんだん押さえることができなくなり どうしても聞いてみたいと思った。先輩は俺のことをどう思っているのか。結果を聞くのは恐いが聞かない我慢ができない。

そして俺はずっとチャンスを窺うことにした。下手をして部内に漏れたら元も子もない。焦る気持ちを押さえながら慎重にチャンスを窺うことにした。

竹内先輩との練習日がやってきた。その日は火曜日で2回生と俺を含む1回生2人の計4人の組み合わせのスケジュールであった。
雨が降っていたので今日は体育館で練習することになる。

俺が部室へ行くと先輩はもう着替えているところだった。
先輩は俺が来たのに気づき「風邪で2人共休ませて下さいと連絡があったから今日はおまえと2人だ」と言った

「やった、チャンス」心で叫んだ。

体育館で、2人で体育館で始めた。2人だけと言っても雨の日は他のクラブも利用するので周りは結構騒がしい。4人のペースで練習をこなすと息が持たないのでいつもよりちょっとのんびりしたペース。
だが 先輩は相変わらずの調子で俺に心の隙を与えない。

練習が終わり体育館でシャワーを浴びる。ここのシャワー室は境が完全に遮断されているのでお互いの身体は全然見えないし、ましてやそっとタッチなど絶対無理。俺は持参した下着に履き替え先に出て、先輩の鞄を受け取り俺達は一緒に部室に戻った。

もう夕方だし他に部員はいない。細長い部室の奥で先輩が私服に着替え出す。このままだったら後5分位で先輩は去っていく。
どうしよう。言うとしたら今がチャンスだ。今しかない。
先輩がジャージのゴムに手をかけ下着の端がチラッと覗いたとき、俺はとうとう切り出した。

「あの~」
どうしよう、その後が続かない。どきどきし過ぎて
言葉が詰まる。
しばらく沈黙。

普通の用件なら「あの~」でそんなに止まらないだろう。
そう察知してか、先輩からとうとう「合宿での事か?」という言葉が発せられた。

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合宿の夜の出来事を、先輩も意識してくれていたのだ。

「先輩、あれから何事もなかったのように振る舞うから…」

これ以上はなんて言っていいかわからなかった。
俺は先輩の言葉を待った。先輩の気持ちを聞きたかった。
「そ、それは…。あんな恥ずかしいこと、意識したら話しにくいだろう。練習にも身が入らなくなる」

練習一筋のストイックな竹内先輩らしい言葉だった。でも、何かはぐらかされたような気持ちになった。
でもなんて言葉にすればいいんだ。

「俺は、あの日のことが忘れられなくて…」と言葉を振り絞った。

すると先輩も、俺の期待する言葉を察したのかこう言った。
「正直、俺もあれからおまえの事が気になっていたことは事実だ。」
「でもお互い癖になったら困るだろう。そう思わないか?」

そんな言葉だった。
”癖になったら困る?”その言葉は俺の中の抑制しようとするもう一つの気持ちと全く一致する。だから先輩の言う意味がすごく理解できる。
でも、俺はもう到底押さえることはできない。

咄嗟に「でもっ」と言う俺。しかしまた詰まる。うまく気持ちが表せない。

するとそんな様子を見ていた先輩の方から、「お前、俺のことが好きなのか?」と聞いてきた。

”好きか? 竹内先輩のことが?”俺は考える。確かに先輩に夢中だが それはその身体や性欲面から夢中になっているだけで好きかどうかと聞かれると正直わからない。

そして俺の返事は結局「たぶん」。随分間の抜けた返事だ。

「たぶんっ?」と聞き返してくる。先輩はどういう返事を期待しているのだろうか?

その時、俺はこれから先間違いなくそうなりそうだと。そんな鋭い予感がしてとうとう言ってしまった。

「はいっ、先輩のことが好きです」

沈黙が続いた。先輩はベンチ台に腰を下ろし しばらく俯いたまま大きく肩で吸った息を一気に吐き出しこう言った。

「ようしわかった。入り口の鍵閉めてこっち来い」

やった。胸を撫で下ろしドアの鍵を掛け、ついでに裸電球も消す。
電気が付いているとまだ誰かいると思われる。

俺は振り返り改めて先輩を見る。
下は白のビキニブリーフ。むっちりした太ももを曝け出している。
上は杢グレーのTシャツに紺のジャージ。そそられるぜ。

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近づくと先輩は立ちあがり「向こうを向いたほうがいいのか?」と言って背を向ける。俺はどっちでも良かったので「はいっ」と返事をした。

がむしゃらに抱きつくこともできたが 折角のチャンス、ゆっくりと楽しみたい。
先輩にたっぷり快感を与えてあげたい。それと同時にこんな気持ちも込み上げてきた。
「よくも俺の事を散々じらしてくれたなあ」と。

俺は後ろからジャージを脱がす。そしてしばらく時間を置いた。

先輩はじっとしている。俺は先輩の胸に左手を回し胸を揉む動作をする。
しかし実際は触れていない。左手は空を切っている。胸のすれすれの所で。
それでもピクっと反応する先輩。宙を浮かせたままその手を腹の上で低空飛行させ今度はビキニの上を同じようにさする。振りをする。

先輩は薄目でその動作を見て
「森沢、じらせないでくれっ、あっ、あっ」

不意をついて、右手で太ももの付け根に手を指しこみ蟻の門渡りのあたりを人差し指で撫でる。不意の刺激に「うわっ」と敏感に反応する。
そして太ももを揉みさらにケツを包むように揉む。割れ目に指が食い込むようにして上へ下へ。
わぁっ、あっ、、

それを繰り返すと自分から少し足を広げる。
ビキニの中に人差し指と中指を入れ戸渡り部分をじかに擦る。

一旦指を抜き左手を股間の下に潜らせ金玉を撫でる。そしてビキニを下へ引っ張り金玉だけを露出させる。それを揉む。重量感があり触ると気持ちいい。毛はあまり生えていない。先輩は前かがみになりもっと触って欲しそうにする。
ついさっきまでの先輩と後輩の関係性は逆転し、俺は先輩のカラダを刺激と快楽で支配していた。

俺は動作を続けながら 先輩のTシャツの下に右手を指しこみ生の乳首や弾力のある大胸筋を撫でながら揉む。

「ああっ、ああっ」一度背筋を伸ばさせ、下を見るとまだ触れてもいないのに Tシャツの真下でビキニを押し上げグレーのしみを作っている。
ふさふさとした陰毛が 見せろとも言っていないのに丸見えだ。

 

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右手はブリーフに突っ込み、生のけつをもてあそぶ。切ない声が部室に響く。
俺はシミを作った点に手のひらの中央部分を押しつけながら円を描く。
すごく厭らしい光景。のけぞりながら俺の手に押しつける股間。
そして俺はビキニの中へ手を入れ濡れた熱いものをじらすようにやさしく撫でる。俺の憧れの身体が俺に身を預け、切ない声で身悶える。

俺は先輩の頬に、キスをした。先輩は薄目を開いてちらっと見てきた。

俺はまたキスをする。先輩は少しこちらに顔を向けてきた。唇にして欲しいのか?どこまでも可愛い先輩だ。
俺はそれすら意地悪にじらしてやった。
俺は徐々に唇に近ずけながら、何度もほっぺにキスを繰り返した。「ん?」「ん?」と煽りながら。先輩はじらされてもどかしそうに、時々俺の方を見ながら快楽にあえいだ。

俺は顔を近づけ わざと寸前で止める。先輩の方から求めてくることを確認したかった俺は「んっ?」ともう一度煽ってみた。

先輩もこれ以上待っても近づきそうにない俺の唇を見つめたまま、俺の目を見て様子を窺うように ついに自分から唇を近づけてきた。

そして接触。俺は嬉しかった。初めてのキッス。
俺のちんぽも欲望をすべて飲み込んだように最大限のかさに膨れ上がっている。俺は窮屈になったジャージを下ろす。

最初はお互い味見をするようなキッス。
先輩は自分のチンポをまさぐる俺の手を逃がさないよう、ビキニの上に自分の右手を重ねる。

俺は自分の下着を降ろす。そして先輩のケツを叩き、ビキニを下に軽く引っ張る。先輩は促されて自分で脱ぐ。そして向かい合って濡れたチンポをぐりぐりと擦りつけ 今度は強烈に激しいキッスを続ける。

「んっ、うんっ、んっ」こんなにキスが好きだったのかと驚くほど求めてくる。

俺のほうが先輩より5cmほど背が高いので俺が抱きしめるような感じ。
もう何も言葉は要らない。そんな気持ちが2人を包む。

その内、唇を重ねたまま先輩がたまらなくなったように唸り出した。

「森沢、はあっ、はあっ、森沢」
俺は「んっ?」と聞き返す。

「はあ~、はあ~、森沢っ」
「うんっ?」

「俺、森沢のこと、はあ、はあ、はあ~」
俺も興奮しながら「はあっ、はあっ、先輩」

「俺もお前のことを・・俺もお前のことを・・・」

そしてとうとう言った。
「俺もお前のことを・・、はあっ、はあっ、
お前のことを・・・、好きに・・なっても・・いいか?」

俺の下半身からどっと汁が出たような気がした。
そしてさらにぐちゅぐちゅっといやらしく擦れ合う。

そして2人は一瞬顔を離し、お互いの目を見た後、またキスをした。そして先輩は少し屈み俺の乳首をがむしゃらに舐め上げた。

先輩は俺の胸を舌に這わせながら何度も「気持ちいいか?」と聞いてきた。

俺は喘ぎ声でそれに応えた。

そして今なら思い切って俺の言いたいことが言えそうな気がして
「今度2人だけの時間作ってよ」と強気で言い放った。

「うんっ、うんっ、わかった」

そして俺は 先輩の俺への気持ちが確認できたことから、少し意地悪な気分になってきて言ってみた。

「でも先輩って、男らしくないっすよね」
「うんっ?、うんっ?」口は動かしながら少し上目遣いで俺を見る

「俺に先に言わせるように仕向けて。どんなに勇気がいったか、先輩にはわからないでしょう・・」

「それは、すまない…。お前からああ言われないと俺も決断できなかったんだ。すまない。随分お前につらい思いをさせてしまって」そして膝を伸ばし俺を抱きしめた。

俺は耳元で続けた。
「俺、先輩の身体見てるとたまんなくなるんっすよ。俺の性欲をこの身体で全部受け止めてよ。できるよねえ、先輩」

「わかってる。もうつらい思いはさせないから。 お前は 俺がどうしたらいいかだけ教えてくれればいい。お前の言う通りにする。なっ。だから許してくれよな、森沢」

俺は頷き、ベンチ台に跨って座った。先輩を向かい合わせに座らせ太ももを交互に重ね唇を自然に寄せ合う。
そして激しくを求め合うすべてを今日体験する必要がなくなった俺は、合わせたちんぽを2人で握り合い激しく上下させ「うおお~」と叫び声を上げながら一緒に噴射した。

何度も溢れかえる熱い液が2人の手を伝わって流れ、ベンチ台に垂れる。先輩は俺の首の後ろに手を回し、頬を俺の頬に摺り寄せてきた。

とてつもない快感に溺れながらも、憧れだった先輩を好きにできる立場になった興奮感で心が満たされていた。
次会う時は、俺にしゃぶられ、けつの穴まで刺激されてアヘらされるなんて、先輩は想像してなかっただろう。


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