ダンススクールの美少年のあえぎ声がたまらない
中学から習い始めたダンススクールで知り合った颯斗クン(仮名)。
僕より1つ下の学年で、見た目はとても均整の取れた美少年。
目も鼻も口も全部のパーツが整っていて、アイドルグループでデビューできそうな可愛い子でした。
でも少し変わっていて、スクールで会うと「こんにちは!」と元気に挨拶して全員に順番にハイタッチをしていきます。
その後もすれ違ったり視線が合うと可愛い笑顔でハイタッチを求めてきます。
話しかけても「うん!」とか「あはは!」とニコニコの笑顔で返すのがほとんどで、コミュニケーションの発達が少し遅れているようでした。
レッスンにひたむきで楽しそうに踊る颯斗のことをスクールの皆が優しい目で見守っていました。まさにアイドル的存在。
男子で一番学年が近い僕たちは隣同士になることが多くて、会話はあまりできないけど視線を合わせて笑い合ったり、時々じゃれ合ったりする仲でした。
ある日のレッスンで、先生の到着が遅れて生徒たちはスタジオの中で待機していました。
他の人は喋ったりケータイを触っていて、僕と颯斗は二人で体の伸ばし合いをしていました。
僕がトイレに行って戻ると颯斗が大股を開いて肩を入れるストレッチをしていました。
股間が無防備な後姿をみて、ちょっと悪戯してみたくなりました。

僕はバレないように颯斗の後ろから近づいて股下から手をくぐらせて、痛くない程度にギュッとアソコを握りました。
「ああぁっ!」
それは、いつも「こんにちは!」を言う時の子どもっぽいハイトーンボイスとは違って、性を感じさせる少し掠れがかったたあえぎ声でした。
不意打ちの刺激に、颯斗は内股になって体勢を崩して膝から前に倒れました。
股間をガードするように手で隠しながら真っ赤な顔で振り向き、僕の仕業だと分かると、恥ずかさを打ち消すように「あはは!」と笑いました。
予想以上の反応の大きさに僕も驚きました。
いつも天使のようにニコニコ笑っている颯斗にあんなに恥ずかしそうな顔をさせてしまって罪悪感というか焦りを感じました。
「ごめん」と言って倒れた彼に手を差し出しました。
するといつもの笑顔になって嬉しそうに僕の手を掴んだので引っ張りあげて立たせました。
そしてハイタッチ。よかった、いつもの颯斗の笑顔に戻りました。
男子のちょっとした悪ノリと理解してくれたようで安心しました。
安心すると調子に乗ってしまって、もう一度、颯斗のアソコを軽くタッチしました。
「アァ~」
また悩まし気なあえぎ声を漏らして、腰を引いて崩れそうになる颯斗。
あわてて彼の体を支えて、「ごめんごめん」と言いながらハイタッチの手をだしました。
颯斗はまた顔を赤くして、笑いながらハイタッチを返してくれました。
学校の友達ともふざけてタッチしたことはあったけど、あんなリアクションは初めてでした。
皆のアイドルで純真無垢な印象だった颯斗の思わぬ性的反応に、猛烈な興奮を覚えてしまいました。
ほんの一瞬のタッチだったけど、プニョっとした確かな感触を感じました。
手に残ったあの感触、そしてあのあえぎ声は、家に帰っても忘れることができませんでした。
また触りたい、また聞きたいという欲望が増していきました。
つづく
イケノン ~ゲイ体験談~