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シコい甥っ子との生活

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俺は29歳のサラリーマン。高校卒業後、地元九州を離れて京都の大学に通い、今は大阪で働いている。
あるとき珍しく田舎の姉貴から電話があった。
姉貴の長男、つまり俺の甥っ子が大阪で大学受験するから、うちに泊めて欲しい、と。

姉貴の長男って、優太のやつ、もう高3なのかよ。姉貴と俺、俺と優太の年の差は同じくらいだから、子どもの頃は弟のような存在でよく遊んだ奴だ。
優太と最後に会ったの、まだ小4か小5だったはず。あのガキンチョが大学受験か…。
俺は地元にしばらく帰ってなくて、親戚とももう7年近く会っていないのだ。
これだけブランクがあると、もはや他人だ。お互い気まずい感じにならないか、なんかモヤモヤしながら優太が来る日を迎えた。

 

駅まで優太を迎えに行くと、見知らぬ青年が声を掛けてきた。
「ソウ君、お久しぶりです」とその青年が俺に会釈してきた。
「えっ、もしかして優太か?」
「はいっ」
俺は自分の目を疑った。目の前にいる青年は、小学生のガキだった頃とはまるで別人。
スポーツ少年らしい幼さも残るが、日に焼けた顔が精悍なオトナの男へと成長していた。
正直、ドキドキするくらい可愛くてカッコいい青年だった。

見とれてしまっていた俺は我に返り、
「優太、もうすっかり大人やん。まえ見た時と全然ちゃうやん。」
「俺もう高校生やけん! まえ会ったん小学生のときっすよ!」
「あの優太がもうすぐ大学生か~。なんか変な感じやな」
「ソウくんやってもう30やろ? すっかり都会のサラリーマンや!」
「おいっ、俺まだ29や!」

ニコニコ顔でけっこうハキハキ喋る、茶目っ気のある奴だ。約7年ぶりだったけど、子どもの時みたいに会話が弾んだ。

この容姿とこの明るい性格からして、優太がクラスの人気者でモテまくりの高校生であることは伝わってきた。
やばい、カワイイなー。弟みたいな優太にドキドキしちゃってるよw と一人で混乱しつつ、優太を家に連れ帰った。

 

独身貴族な俺は27歳の時に高層デザイナーズマンションの1室を購入していた。
「お邪魔します! わー、、バリかっこええやん!」 目を輝かせる優太。
「ははは、まず地元に高層マンションがないもんなw。」
「やけん、マンション生活憧れる! オカン(俺の姉)からソウ君の話聞いて、俺も高校でたら、都会に出たい思ってん」
「へー、じゃ俺に憧れて大阪きたんだ?(笑)」
「そうっす! 親戚で九州でたんソウ君だけやもん♪」
「おまえ可愛いやっちゃな~」

この子犬感、たまらん。 思わずワシャワシャしてやりたくなるぜ。
姉貴もその旦那もそこそこ美男美女で明るい性格をしているが、見事に2人のいい所を受け継いだ感じがする。

 

「もし大学受かったら、しばらくウチに住んでもいいぜ? 部屋余ってるし。」
「えっ!マジですか? 」
「勢いで買っちゃったけど、一人暮らしには広すぎるからよ。」
「てか実は、ソウ君の所に住ませてもらえないか相談してこいってオカンに言われとってん(笑)」
「ははは、姉貴らしいや。俺は全然ええで、その代わり、俺が仕事遅いときにメシとか洗濯とかしてくれてたらめちゃ助かる!」
「おおおー、任してください! おれ、卵焼きうまいっすよ!」
「卵焼きww まあ料理は徐々に慣れていけばいいよ! ま、まずは明日の試験合格しろよ!」

なんか夢のような話ぜ。もう2年近く彼氏いなくて、ワンナイト的な出会いにも飽きてきた頃だった。
姉貴の息子に手を出せるわけはないが、こんな可愛い若者と一緒に生活できるだけで、毎日に希望が持てる気がした。

 

「そういえば、明日も泊めてもらってよかと? せっかく大阪きたから観光して帰りたい」
「おう、遠慮なく泊まってけ。試験終わってとんぼ返りじゃつまらんもんな。」
「やったー! そんで、、ソウ君。えっと、、よかったら、明日、、。」
「ん、どしたんや、急にもじもじして。」
「明日、ちょっとお酒、呑んでみたい!」
「え、酒? 優太、酒はまだ早いやろっ」
「ちょっとやけん! …どうせ大学はいったら飲み会とかあるんやろ?」
「んんん、まあ、たしかに…」
「九州出身やのに酒呑めんて思われたら恥や!」
「ははは、九州男児のプライドかよ。トレーニングしたいんか。」
「うん。オカンもオトンも呑まんし、ソウ君に呑み方教えてもらう!」
「まあよかろう、ほな明日は、試験お疲れ様飲み会やな!」
「よっしゃ!」

 

まだ合格もしてないのに、もう入学後の飲み会の心配してるのが可愛い。
オトナっぽくなったけど、ちょっと駄々こねてお願いしてくるとこ、昔のまんまだなw
優太がもう一泊してくれるのも嬉しいし、一緒に酒を飲むのも楽しみだ。
その日は、出前のカツ丼を晩飯にして、それぞれシャワーを浴びた後、優太は居間のテーブルで熱心に勉強していた。

「明日は大事な試験や、特別に俺のベッドで寝て良いよ! 俺はリビングで寝るから」
「えっ、よかと~? ソウ君、ありがと!」

夜12時くらいに2人とも眠ったが、俺は思ったよりもリビングのソファが寝苦しくて、夜中3時に目が覚めてしまった。
ふと気になって寝室に入ると、俺のベッドで優太が気持ちよさそうに眠っていた。

日に焼けたきれいな肌、さらさらの髪、眉毛がハの字に垂れててカワイイ寝顔。俺は無意識のうちに、優太の唇に触れていた。プルッとした弾力…。
我に返って、やばっと思った。甥っ子に男として発情しちゃってる…。最近あっちの方はご無沙汰で溜まってるけど、さすがにマズイわ。
慌ててリビングに戻って寝ようとしたけど寝付けず、俺は、優太の裸体や恥ずかしい姿を想像して一発ヌイてしまった。
やばい、こんな気持ちいオナニー、久しぶり…。 極楽に浸り、そのまま朝までぐっすり眠れた。

 

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翌朝、試験に出かける優太を玄関で見送った。ちょっと田舎臭いジャンバーとリュック姿が可愛いくて頭を撫でてやりたかったが、ぐっと耐えた。
俺、昨日、コイツでヌイたんだよなぁ…。自己嫌悪も残りつつ、夜に優太と呑むための酒やつまみの買い出しにいったりして休日を過ごした。

「ただいまっす! はあ疲れた~!」
「おかえり! 試験どやった?」
「バリむずかった! でもけっこう手ごたえはあったかな~」
「そっかそっか、まあとりあえずはお疲れさま!」
「ありがと! それじゃあ…」
「おう、酒は買っておいたぜ! ま、さきシャワー浴びておいで」
「よっしゃ! 入ってくる~」

ちょうど宅配ピザが届いた頃に、優太がシャワーから出てきた。今日は俺が貸してやったTシャツとスウェットを着ている。
部活は陸上をやっていたという優太、Tシャツになると胸筋や腕がほどよく鍛えられているのがわかる。

「わっ、ピザだ~!」 とはしゃぐ優太。
「乾杯はビールと行きたいところだけど、初心者はまずはチューハイからだな。」

二人でレモンチューハイで乾杯。「呑みやすい!おいしい!」とはしゃぐ優太。
「あんまガブガブいくなよ、チューハイはけっこうアルコール強いからな。」
「わかった! でも今日は呑み潰れても、ソウ君がみてくれるから大丈夫!」

その言葉にドキッとしてしまった。もし優太が酔って泥酔でもしたら、俺、理性たもてるか?
いやさすがに甥っ子に手を出すわけにはいかない。って思いながら反応しだす俺の股間。

レモンチューハイを飲み干すと、ちょっと顔を赤くして、涙目っぽくなった優太。色っぽ過ぎるだろ…。また俺のアソコが反応してしまう。
次は焼酎だ。

「うへえっ! うっわー、酒って感じ! 」一口飲んでむせる優太。
「焼酎はちびちび呑む、大人の酒だ。焼酎呑めたら、一目置かれるぜw」
「さすが九州男児、って言われるかなw」
「さては優太おまえ、大学の飲み会で男らしい呑みっぷりをみせて女にモテようとしてるな?」
「べ、べつにそうじゃないけど!」 顔を赤くする優太。

「おまえ可愛いなw 彼女とかいるんか?」
「高2の時にちょっと付き合ったけど、受験やけんすぐ分かれた」
「へ~。その娘とエッチはしたんか?」
「な、、なん言うとるん、するわけなか!」 どんどん顔真っ赤になってく優太。

「なに照れてんだよ。え、じゃあ優太まだ童貞なんだ?」
「うっ、うん。高校生やけん普通やろ?」
「まあね。でも優太モテそうだし、もうやりまくってんのかなって」
「別にモテんしぃ。」 かなり薄く割った焼酎をグッと呑む優太。

「じゃあ大学はいって、彼女つくらんとな」といって俺は右足をのばして、向かいに座る優太の股間に押し付けると、ムニっとした感触が返ってきた。
「やめい!」と優太は笑ったが、俺はこんなイケメンDKが童貞なのかよって思うと一人で興奮しまくった。

もっと悪戯したくなっちゃったけど、優太が大学合格すれば、一緒に住むことになる。
この日は2人でほどほどに飲んで、そのままリビングで雑魚寝して朝を迎えた。

数週間後、優太の大学合格の一報が届いた!いよいよ、4月から優太との同棲が現実となる!

<つづく>

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