好きなノンケと車中泊旅行
去年は高校卒業して東京にでてきたらコロナで学校もバイトもできなくて、孤独で退屈な日々でした。
高校のつれで東京にでてきていたヒデとよく遊ぶようになって、ヒデが心の救いになっていました。
高3のときは学校で話すだけだったけど、東京に来てからヒデを深く知るうちに、好きになっていました。
ヒデはスポーツマンで、きれいな顔をしています。背が高かったらモデルとか俳優のスカウトされると思います。
シャイだから彼女はできたことないと思います。(でも同性が好きな可能性は0%)
連休も緊急事態とかで地元にも帰れなくて落ち込んでいると、「カーシャアリングが安くなっとる!車でドライブしよう」と連絡をくれました。
ヒデはコロナになる前に合宿で免許をとっていました。
「車なら旅行してもいいやろ!」「ドライブ旅行とか大学生って感じやな!」とふたりで盛り上がりました。
僕は久しぶりに気分が明るくなって、ヒデをもっと好きになりました。
高校のときは部活と勉強ばっかりで、友達と旅行にいくのは初めてでした。
しかもヒデと二人きりで、すごくワクワクしていました。
ドライブは、房総半島の先っぽまで海を見にいくことになりました。
ヒデ「2時間くらい行けるみたい」
僕「そんな近いんだ!でも往復4時間も運転できる?」
ヒデ「たぶん大丈夫。、、無謀かな?(笑)」
僕「最悪どこかで泊まって休もう(笑)」
ヒデ「そだな。朝9時までに戻ってこれば料金変わらないし」
って言ってたけど、後から気づいら「片道2時間」は高速道路をつかった最短時間でした
最初は運転に緊張していたヒデも慣れてくると、僕が流した音楽を歌いだしたり楽しいドライブでした。
でも気がついたら外はだんだん暗くなり、海には全然たどり着きそうにありませんでした;
ヒデも夜の運転は不安なので、明日の早朝に海を見て東京に帰ることにしました。
明りの少ない山道をさまよってるとコンビニがあったので、そこに駐車しました。もう夜8時近くでした。
ヒデ「今日はここで泊まるか(笑)」
僕「朝まで車とめて怒られないかな…」
ヒデ「こんなに広いし見つからんちゃう?てか買い物すれば大丈夫ちゃう」
というので、コンビニで晩御飯を買って車で食べました。
お腹いっぱいになると、いつのまにかヒデが眠ってしまいました。
一日中、まだ慣れない運転を頑張ってくれたヒデ。
男らしくて頼りになる一面が見えて、また好きになってしまいました。
ヒデのかっこいい寝顔を見ているとまたドキドキしてきました。
ヒデが寝やすいように運転席を倒してあげようと思い、レバーを探しました。
レバーはヒデの右側にあり、ヒデに覆いかぶさるような体制になっていました。