Twitterで仲良くなったDK⑤
「えっ、ラブホですか? 男だけでも入れるんですか?」
「意外と入れるよ、いま探してみるよ」
別にナニがしたいって訳じゃないけど、かずきをホテルに連れ込みたい一心で、近くのホテルを検索しました。
カラオケあるんですか?高いんじゃないですか?とソワソワしてやたら質問してくるカズキ。
「あ、ここ良さそうだ。お金は俺が払うから心配しなくていいよ♪」
少し戸惑ってる様子のかずきをやや強引に連れて行きました。
カラオケ機器と大きいTV画面のあるシンプルな部屋を選択しました。
紫の照明に照らされた薄暗い部屋の奥には、キングサイズのベッドが1つ。枕は2つ。
「ラブホってこんな感じなんですね」とカズキ。
「初めてくるの?」
「はい、来ませんよ…(笑)」
「彼女と来ないんだ?」
「はい。ていうか彼女いないし…」
聞いてみると、カズキはまだ童貞らしい。こんなに可愛いのに。でも高校生なら普通か、と一人で考えながらドキドキしました。
こんないたいけなDKをホテルに連れ込んでしまって…w
かずきはソファにドカッと座り、「は~疲れた! でも早く歌いたい!」とノリノリでした。
「めっちゃカラオケ好きな人やん(笑)」
「他の人と行くのは別に好きじゃないです!曲が面白くないし!(笑)」
「俺が歌う曲は面白いんだ?(笑)」
「面白いっす。トキさん、カッコいい曲いっぱい知ってるし!」
「うれしーー!!」
さっきファミレスで俺だけ少し酒を飲んだせいか変なテンションで、ソファに座るかずきの後ろから抱き着きました。
短パンから伸びるしなやかな脚が見え、首筋からは、男の子の爽やかな汗の匂いが鼻孔をくすぐりました。
俺の興奮をよそに「うわ、酔っぱらい。」と軽くあしらうカズキ。
このままベッドに持って行って押し倒したい気持ちでしたが、ぐっと我慢しました。
汗かいたし、とりあえずカラオケの前に風呂入るか」
「一緒に入る?」と誘ったけど「お先にどうぞ。」とあっさり断られ、渋々ひとりで入浴しました。
俺が風呂からあがると、カズキはもう歌ってました(笑)
「どんだけ歌いたかったんだよー(笑)」とツッコみながら、一緒に何曲か熱唱しました。
「今日のセトリ順に歌おうぜ」
「いいっすね!とりあえず、俺もサッと風呂入ってきます!」とホテルに着く前にド〇キで買った着替えのシャツとパンツを持って、カズキが風呂に行きました。
ドアの向こうでマッパになってるカズキを想像しつつ、ひとりで歌いました。
数分後、「うおーっ!」という声が浴室から聞こえてきたので、心配するふりをして風呂を覗きました。
「どうした?」
「あわあわが出てきた!」
ジェットバスに驚いたらしく、はしゃぐカズキ。
部屋と同じく薄暗い紫の照明で照らされた浴室で、バスタブに浸かるかずきの艶やかな上半身が目に入りました。
官能的な光景に、俺はつばをごくりと飲み込みました。
「ラブホといえばジェットバスだよ」
「そうなんだ(笑)」
「この入浴剤も使ってみなよ。カラダからエロい匂いでるかもよ?」
「ははは、エロい匂いって何ですか」
「いちごミルクの匂いらしい(笑)」
俺はかずきが浸かるバスタブに近づき、入浴剤を注ぎました。かずきは面白そうに見上げています。
泡が溢れかえってて、湯船の中のかずきのカラダはまったく見えないけど超ドキドキしました。
入浴剤を混ぜる素振りで、おれはお湯の中に手を突っ込み、ゆっくりかき混ぜました。
そして湯の中でカズキの足にナマで触れ、入浴剤を塗りこむようにさすりました。
「エロい匂いが染み込むよ(笑)」と冗談という感じで触ります。
「たしかに甘い匂いっすね」とカズキも自然な感じでした。
このままかずきのチンチンをナマで握りたいと思ったけどそんな大胆なことができるはずもなく、浴室からいったん退散することに(笑)
朝までかずきと二人きりでいられるだけでも十分。自分にそう言い聞かせて落ち着かせようとしました。
でも、いちごミルクの甘い香りが俺の煩悩を刺激して、ムラムラがおさまりませんでした。
⑥につづく