職場のスリ筋イケメン後輩くん
会社の後輩で、青山という二十五歳のお気に入りの子がいる。
爽やかに短く整えられた髪に、人懐っこい笑顔。くりっとした目に八重歯が可愛いイケメンだ。俺に懐いてくれていて、「先輩!」と駆け寄ってくる姿に何度もきゅんとさせられた。
どうやら体を鍛えるのが趣味のようで、ワイシャツの胸の辺りがいつもぱつぱつに張っていた。
袖から覗く腕も太く、お尻や腿もむっちりしていて、あどけない顔立ちとのアンバランスさがとにかくエロかった。
スーツの下の姿を何度想像したことだろう。実際に拝む機会は訪れなかったが、ある日思ってもいないときに、彼の裸を見ることになる。
会社の忘年会のときだった。
うちの会社は古い体質で、今時若手社員が隠し芸を披露したりなんかする。青山を含む数人が今年の被害者になってしまい、気の毒に思いながらも彼の出番を心待ちにしていた。
そして、青山たち三人が出る番になった。軽快な音楽と共に、三人が舞台へ躍り出てくる。俺は、彼らの姿を見てぎょっとする。
彼らは女性アイドルのような格好をしていたのだ。短いスカートに、谷間がざっくりと開いた服。露出した臍。リボンやフリルを揺らしながら、曲に合わせてぎこちないダンスを披露している。
爆笑や野次や女性社員の黄色い悲鳴が飛び交う中、俺はただ一人食い入るように舞台の上を見つめていた。
三人とも、若手の中でイケメンと呼ばれもてはやされている子たちだ。
真ん中の子は童顔で可愛らしいタイプで、異様に女装が似合っている。妙な人気が出そうだ。
左端は背が高いクールな感じの子で、女子社員の人気が高い。すらっと伸びた手足が露わで色っぽかった。
若いイケメンたちが露出度の高い格好で踊る姿は、ゲイの俺にとっては扇情的な光景だったが、当然俺が釘付けになったのは青山だった。筋肉質な青山はこのメンツの中ではネタ要員的存在だったのだろうが、俺は彼から目が離せなかった。
短いスカート一枚隔てて、ぷりぷりのお尻が揺れている。くるりと回転するたびに、スカートの裾が舞い上がって、下着が見えそうなくらいの太腿にドキドキした。大きく動くたびに、腹筋の線がぐっと深くなる。狭い布に押し込められた豊満な胸筋が、ジャンプするたびにぷるぷると揺れている。
あまりにもエロすぎて、俺は我を忘れて見入ってしまった。
やがて隠し芸が終わり、三人が壇上から降りる。
青山は俺の視線に気付いて、にこにこしながら駆け寄ってきた。
「先輩!お疲れ様です」「おう、お疲れ様。頑張ってたなー」
褒めると、照れてえへへと笑っている。
それにしても、改めて見ると凄い格好だ。見えそうで見えないスカートの丈が妙にいやらしく、剃っているのか腿や脛はつるつるだった。凝視していると青山が怪訝そうな顔をしたので、慌てて「脚の毛まで剃ってるのかよ、本格的だな」とからかってみる。
「そうなんですよ、やるならちゃんとやろうってなって」
そう言ってスカートを立ったまま少したくし上げる。むちっとした太腿が露わになって、俺は思わず生唾を飲む。もう少しでパンツが見えそうだ。
俺はどぎまぎしながらも、「お前、こんなところでそんなもん見せびらかすな」と青山の股間を叩いた。手のひらにむにっとした感触。たまらん……
青山は「うぉあ」と呻いて股間を押さえ、笑いながら俺の隣に座る。
「あ、先輩グラス空じゃないですか!」
そう言って青山が俺のグラスにビールを注ぐ。胸元が強調され、ぐっとふくよかな谷間ができる。こんな格好のイケメンにお酌されていると、まるで変なお店に来ているような気分になる。踊った後で酒が回りやすいのか、ほんのり赤くなった青山が可愛い。
すると急に「おっ、かわい子ちゃんじゃん!」と誰かの声が聞こえてきて、青山の肩を組んできた。
俺の同期で、ずいぶんとできあがってる様子だった。こいつは酔っぱらうとうざ絡みしてきてたちが悪い。
青山がターゲットにされそうで気の毒に思うが、本人は気にする素振りはなくへらへらしている。
「今日は頑張ってたじゃん」と肩を揉む同期に、「あざっす!」と青山が明るい返事。
「てか、青山だけ露出度高くね?」「みんな同じ衣装なんですけど、俺だけちょっときつくて」「まあ、この筋肉ならそうなるわな」
そう言って同期が青山の腕をぎゅっと掴む。
「しかし他の二人は妙に似合ってたのに、お前だけ妙なコスプレみたいだったな」「まぁ俺はギャグ担当だったので」
笑い合う二人に、俺は思わず「いやいや、青山も似合ってたよ」と口を挟んでしまう。しまった、つい言ってしまった。二人はきょとんとした顔でこちらを見ている。
「えー、なんか嬉しいっす。ありがとうございます」青山が照れて笑う。やっぱ可愛すぎる。
「まぁ確かに、乳だけは一番女の子っぽかったな」
同期が窮屈そうに服に押し込められた青山の胸筋を、つんつんとつつく。
「そうですね、胸だけなら自信あります!」「巨乳だもんな。何カップ?」「いや測ったことないですよ笑」
すると同期が青山の背後に回り、「どれどれ~」といきなり胸を両手で鷲掴みにした。
「わーっ!ちょっと、何するんすかぁ」と青山が笑いながら軽く抵抗する。
「C…いやDはあるかな」とそのままわしわしと揉みしだく。
ずっと触りたいと思い続けてきた青山の体を、同期がなんの躊躇もなく触りまくっている。ずるい、ずるすぎる!
青山も「もー、揉みすぎっすよー」と笑うだけで、本気で嫌がる素振りはない。目の前で繰り広げられるその光景に、嫉妬でどうにかなりそうだった。
俺だってふざけたふりで青山に触りまくりたかったが、これはノンケ同士だからできるノリだ。悔しい思いで、作り笑いを浮かべながら二人を見守るしかできなかった。
すると胸を揉んでいた同期が、服の上から乳首をくりっと摘まんだ。
「あっ、ちょっと!」と青山が身をよじらせる。
「なんだよ青山、乳首感じる派?」「いやいや、違いますよ!」「ほんとかよ~」
そう言って同期はさらに乳首をいじろうとするが、青山が胸元を押さえて隠す。
だが同期も大概酔っぱらっているようで、「乳首見せろー」と笑いながら腕を振りほどこうとしている。
「おとなしくしろってー!」
そう言ったかと思うと、同期が青山を羽交い絞めにした。俺に対して胸元を見せつけるような格好になっている。筋肉でふっくらと膨らんだ胸が、青山が体を捩るたびにたゆんたゆんと揺れてたまらない。
羽交い絞めにしたまま同期が、「よし、今だ行け!乳首を攻めろ!」ととんでもないことを言い出した。
「は、はあ?何言ってんだよ!」「こいつが本当に乳首感じるかどうか調べてやるんだよ!」「ちょっとぉ、勘弁してくださいよー」
あくまで二人はふざけた様子で、おちゃらけた空気がそこには流れていた。
だがもちろん、俺はそれどころじゃなかった。大好きな青山が、露出度の高い格好で羽交い絞めにされ、しかも乳首を触ってもいい状況にある。ここで拒否すると意識しているようだし、空気が読めない奴だと思われてしまう。
というのは建前で、俺は触りたいという自分の欲望に逆らうことができなかった。
「よし、行くぞ青山!」とどうにかふざけた感じを作り出して、俺は服越しに乳首をつついた。
「ははっ」と青山が笑う。「感じてんじゃねーよ!」と同期、「感じてないっすよ!笑」と青山。
そのまま乳首をくりくりといじると、「んっ」と青山が吐息を漏らす。
爪を立ててカリカリと引っかいてやると、「ああっ!先輩、それは……っ」と甘い声を上げた。どうやら、本当に乳首が感じるようだ。
俺はたまらなくなって、服の隙間に指を差し込み、直接触る。
「あっ、駄目ですよ!」と青山は抵抗するが、同期は笑いながらがっちりと両腕を押さえている。
青山が身を捩り、俺の指が服に引っ掛かって、青山の胸がぷるんと揺れて露わになった。
服に押し上げられ、ふっくらと球体のように膨らみが強調されている。豊かな胸の頂点には、小さめの茶色い乳輪と、ぷっくりとした乳首が尖っていた。
そのいやらしすぎる青山の体に、俺は完全に理性を失っていた。
その大きな胸を胸を両手で掴むと、「わっ」と青山が声を上げる。揉みしだくと、俺の手の中で柔らかい筋肉がもちもちと歪んだ。
五本の指を胸全体に這わせ、触れるか触れないかの加減で乳首に触れると、「はあっ」と吐息を漏らして青山が仰け反った。
円を描くようにして刺激すると、それに耐えるように腹筋にぐっと力が入り、溝が深くなる。
先端を指の腹でこすると、「んっ、んっんっ」と動きに合わせてかすかに体をびくつかせている。
そのエロすぎる反応と、耳まで真っ赤に染まった顔で歯を食いしばり快感に耐えるその表情に、俺は痛いくらい勃起していた。パンツもぐっしょりと濡れている。
青山の乳首はぷっくりと勃ちあがっていて、撫でるとコリコリとした感触。このまま胸を鷲掴みにして、舐めて、吸って、甘噛みしてやりたい衝動に駆られる。
この場のノリならそれが許されるんじゃないだろうか、もっと青山を感じさせたい、喘ぐ声が聞きたい……
「おいおい、本気出し過ぎ!笑」
同期の笑う声で我に返る。しまった、調子に乗りすぎた。
「わ、悪い悪い。ちょっとやりすぎたわ」「お前の手つきがやらしすぎて青山がぐったりしちゃったじゃんよー」
同期の言葉通りうなだれていた青山が、「先輩のテク、やばすぎっす!」と赤い顔で笑う。その台詞がエロすぎて俺はまたさらに濡れてしまう。
するといきなり同期が「お前、勃起してるんじゃねーだろーなー」と言って青山のスカートをめくりあげた。
真っ赤なローライズのボクサーパンツが露わになり、俺は思わず釘付けになる。
「わーっ!何してんすかー!」と慌てて隠そうとするが、同期が抑え込む。
確かにパンツの中に押し込められた青山の股間はなかなかの膨らみで、勃起してるのか、元々大きいのか……生地が薄いのか、玉から先っぽまで形が丸分かりだ。
同期がふざけて「ここ亀頭?亀頭?」と先端をこすりだした。
くっきりと浮かんだカリの辺りを同期の指が滑って、青山が「あぁ!さすがにそれはまずいです!」と身悶える。
それを見て俺も我慢できなくなって、「ここは真ん中?」と膨らみの中央辺りをぎゅっと握ってやった。「ああっ!」と身悶える青山。
ついに握ってしまった青山のちんこ!結構太いし、むにっとして柔らかいがなんとなく芯があるような……?
そのままゆっくりとしごくように上下にさすってやると、「だめだめ、やばいやばい!」と同期の腕を振りほどいて股間を隠した。
すると同期が「おらっ!」と言って、なんと青山のパンツをずり下げた。前の方は押さえていたので大事なところまでは見えなかったが、柔らかそうな陰毛がちらっと覗いた。
そして後ろの方は完全に下ろされ、青山のお尻が丸見えに!丸くて大きい、褐色のきれいなお尻だ。青山が暴れるたびぷりぷりと揺れている。
「もう終わり、終わりです!」
青山が同期の腕を振りほどき、パンツを上げた。
「俺、もう着替えてきますから!」と去っていってしまった。
「おいおい、さすがにやりすぎだろ。怒っちゃったじゃん」と同期に言うが、「大丈夫、大丈夫」と笑っている。
数分後戻ってきた青山は、同期の言う通り平然とした様子でへらへらと笑っていた。
筋肉を押し込めたスーツは相変わらずぱつぱつで、さっきの裸を思い出して俺は勃起が治まらなかった。
実は青山とはこれよりもさらにエロいことになったのですが、また機会があればお話しします。