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クールなやつの痴態

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部活の1年後輩で、家が近いのもあっていつも一緒に帰ってるタスクって奴がいた。
爽やかだけどクールで気高い感じで、近くにいるのにテレビのアイドルみたいな印象だ。
俺はそんなタスクがどストライクのタイプで、オカズのネタにエロエピソードを聞き出そうと企んでいたが、やつのガードは固かった。
オナニーの話もちゃんと答えてくれないし。
やはり爽やかイケメン君は頭の出来も違うのかと半ばあきらめモードだったある日、やつが珍しく部活を休んだ。

そして俺は監督から頼まれて資料を届けにいく事になった。
家に着きインターフォンのベルを鳴らすとやつが答えた「あっ先輩。どーも…」
「いつものですよね。ポストに入れておいて下さい。」
少し慌てたような上ずった声。

なにかが変だ。普通なら家に上げるとまではいかなくとも玄関で手渡しくらいのことはできるだろう。
そう思いながらも俺は手に握っていたプリント数枚をポストに投函した。その時信じられない事が起こった。
インターホン越しに女性の喘ぎ声らしきものが聞こえてきたのだ。数秒で途切れてしまったが、たしかに聞こえたのだ。

そういう事だったのか。
くそーこの色男!女なんて連れ込みやがって…。
悔しいやら羨ましいやら(女が)。
とにかく現場を押さえてやろうと窓にできたわずかなカーテンの隙間を覗き込んだ。

しかしそこに見えたのは何の事もない、Tシャツにハーパンジャージ姿のやつがソファーに座ってテレビを見ているだけの光景だった。
一瞬きょとんとしてしまったが、すぐにある事実に気付いた。
やつの持つリモコンはテレビのそれではない事。
画面は背になって見えなかったがそれらの状況から、タスクがナニをしようとているのかは察しがついた。

そして遂に一生忘れる事の出来ないであろうその衝撃的で痴態に満ちた光景は、
この覗き野郎の目の前で繰り広げられることとなった!

リモコンを置き、立ちあがるとティッシュの箱を持って戻ってきた。
箱を傍らに置き、座り直すと股間をジャージの上からゆっくりとじらすようにさすり始めた。
普段のタスクからはかけ離れた姿!

このまま覗き続けてよいものかと一瞬ためらったが、俺の視線は一心にやつの股間に注がれた。

 

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そしてやつの手がまたリモコンにのび、テレビにむけられ少したった次の瞬間、すばやくリモコンを置きジャージを下まで下ろした。股間を覆うものはトランクスのみ。
そしてその上から前よりも速く股間をさすり始めた。こうなるともう欲望は留まる所を知らない。
十分にじらされた棒はトランクスの布一枚では到底隠しきれない程に盛り上がり、早く外に出たいと言わんばかりに、手の動きに合わせて頭を左右にくねらせる。

そして遂に前の扉が開き、やつをこんなにも恥ずかしい変態行為に落としめる欲望の根源が顔を出した。
やつのイメージからはかけ離れた使い込まれ、赤黒く、雄の匂いを漂わせるもの。
それはやつが欲望の虜になり痴態に満ちた行為を日頃から繰り返していることを明白にしていた。

俺に嘘をついてまでやつは己のイメージを守りたかったのか…。
それほどまで隠したがる、決して誰にも見られたくない行為。
そして今まさに誰にも見られてないだろうと、やつがさらけ出した素顔。
俺もたまらず股間を握りつぶしそうな程に興奮していた。

そうこうしているうちにやつはトランクスも下まで下げてしまった。
下半身丸出しの情けない姿。
やつは快感に顔をゆがませながら皮を被せて素早く剥く。被せては剥くことを繰り返す。
皮がむかれ赤黒いものが顔を出す度、やつはのけぞり目を閉じ恍惚の表情を浮かべる。

大胆に開かれたやつの白くて長い足の間にだらりと垂れ下がる袋は、ヒクヒクと興奮のバロメーターの役割りをするかのように動いていた。が急にその袋が上までキュッと縮みあがり、やつの棒をこするように素早く皮を被せたり剥いたり。上下する手の動きは一層速くなる。

 

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やつはもう目を閉じたまま上を向き欲望の奴隷となってクライマックスの時を待つばかり。
やつが目を強く閉じ、口が「イクイク」と何度か発した様に見えたその時、傍らに置いたティッシュの箱から素早く数枚を抜き取った。

そしてこれ以上ない程膨れ上がった棒にそれを被せた。

その瞬間、棒の中央が何度も波打ち被せられたティッシュがみるみる濡れていく。

やつは目を強く閉じたまま歯を食いしばって押し寄せる快楽の渦に飲み込まれない様耐えているようだった。ひとしきり落ち着いてきた頃には、ティッシュはグッショリと濡れ、まだヒクつく棒にべっとりと張り付いていた。

やつがそれを取ると、拭ききれなかった恥ずかしい液体がツーッと袋のほうまで落ちていく。

それを慌てて拭き取るやつの姿は、なんとも情けなく、しかしながら普段女子にキャーキャー言われながらクールに振る舞う姿とのギャップが愛らしくも思えた。

俺に見られたと知ったら、どれほどやつのプライドは引き裂かれることだろう。誰も知らないやつの秘密。

それを知っていると言う優越感。そしてあの興奮が忘れられず、それから幾度となくやつの行為を覗き見ては一緒に果てた。

結局卒業までエロトークをすることはなく、やつに触れる機会すらなかった。

卒業後一年くらいは家が近いこともありたまに話をすることもあったが、今は大学進学を期に東京で一人暮らしをしているらしい。

大学でもやつはモテモテなのだろうか。だとしたら俺はさけんでやりたい。「このむっつりスケベのオナニー野郎!!」と。

 

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